千葉県女児殺害事件澁谷(渋谷)恭正容疑者の逮捕の瞬間と今後の捜査

= 132

容疑者澁谷(渋谷)恭正の逮捕まで

千葉県女児殺害事件の被疑者澁谷恭正は
警察官からの任意同行の求めに応じ、
警察署への同行途中で逮捕状が執行されました。

逮捕状が任意同行途中で執行されましたが、
これはどういうことなのでしょうか?

まず、今回の件はあらかじめ逮捕状を容疑者に見せて
執行するという通常逮捕というものです。

つまり、警察が裁判官に逮捕状の発布を請求して
逮捕状が発布されたというもので、
逮捕に必要な証拠があったと言えます。

近所の防犯カメラには映ってなかったらしいですが、
付近の車両のドライブレコーダー、
現場からの遺留品、証拠採取、
現場聞き込みなどを積み重ねて、
逮捕状請求に至ったと考えられます。

現場では足跡、指紋、遺留品なども
押収できたと推測できます。

実際に現場から採取したDNAが
容疑者ものと一致していたとのことです。

現場で髪の毛、タバコの吸殻、食べ物、唾液
などのいずれが採取されたはずです。

犯人でないと付着しないであろう
場所、部分から採取されたと思われます。

車内で逮捕状を執行した理由

警察は同行途中で逮捕状を執行しています。

これはどういうことが考えらるのでしょうか?

任意同行ですから容疑者が車から降りたいとか、
家に帰りたいと言えばその通りにしなければいけません。

任意って簡単にいうと「相手の同意」っていう
ニュアンスです。

無理やり相手に強制することはできません。

おそらく、車の中で澁谷容疑者の方から
何らかの要望が出たのだと思われます。

車止めてくださいとか言われて、
その要望に答えないと裁判で
同行の任意性が疑われます。

疑われるくらいなら、
強制的に容疑者を警察署に連れて行けば
いいわけです。

ですから、強制捜査に変えるため
警察は車内で逮捕状を執行したと思われます。

しかし、できることなら警察は任意で
同行したかったはずです。

なぜか。

それは任意同行して容疑者から
事情を聞けばもしかしたら
すんなり自供するかもしれません。

自供してから逮捕状を執行すれば証拠が一つ増えますよね。

聴取当初の自認、否認は大きなポイントとなります。

澁谷容疑者に対するこれからの捜査

澁谷容疑者は殺人ではなく
死体遺棄で逮捕されました。

これには理由があります。

現時点では殺害現場と遺棄現場。

どちらが明らかでしょうか?

遺棄とは捨てるということです。

答えは遺棄です。

遺棄現場は遺体発見現場ですから
遺棄事件の現場は明らかなんです。

ですから、遺棄した現場からの証拠は
遺棄事件としての証拠になるわけです。

殺害現場が判明していない以上、
現時点では殺人事件の証拠品は
ないということになります。

これから澁谷容疑者は検察庁に送致され、
10日間の勾留(10日間の延長あり)を
経て起訴されるはずです。

起訴とは検察官が裁判を
提起するということです。

その間に次は殺害現場の特定に入るはずです。

容疑者の車両、家宅捜索、押収した所有品など
から殺害現場の特定を急ぐはずです。

遺棄現場から澁谷容疑者に関する証拠は入手した。

しかし、彼が殺害したことはまた別の話です。

今後、殺害したと言える証拠の収集に
全力が注がれるはずです。

捜査に注目しましょう。

 

最短最速で警察官になる 無料メール講座

業界初!オリジナル有料講座

LINEで僕と繋がリましょう!試験についてのアドバイスがあるかも?

友だち追加

ABOUTこの記事をかいた人

元兵庫県警刑事 クレーム、コンプライアンスを内容とした企業、大学、士業向けの講演多数。 「受けるからには受かる」「受かったからには続ける」 合格するだけではなく、現場で培ったマインドセットにも重点を置いて皆さんの警察官採用試験合格を応援します。